
こんにちは、ちゃーたーです

こんにちは!
僕この前、ぴえみちゃんから悩み相談されたんだけど、どんな風に答えたらいいのか分からなかったんだよね……

(そもそもぴえみちゃんって誰なの?????)
じゃあ今回は、悩み相談の聞き方を教えてあげるね

あ、ちなみにぴえみちゃんは僕の友達のお父さんの弟の奥さんの…………

もういいよ笑
悩み相談されたときって、いったいどんな聞き方がベストなのか……。
悩ましいところですよね。
ですが、そんな悩みを解決する「ある方法」があるんです。
そこで今回は、悩み相談されたときの具体的な話の聞き方やそのメリット(効果)をご紹介します!!
(もちろん、悩み相談とか以外のお話にも応用できる方法ですよ。)
※今回の内容は少し難しいかもしれないので、難しいのが苦手な方は「2.具体的なやり方(例)」からご覧ください。
もっと聞き上手になりたい人
悩み相談の聞き方が分からない人
トラブルを避けた話し合いをしたい人
悩み相談に効果的な話の聞き方

それはずばり、エポケーという方法です!(タイトルにも書きましたね笑)

は???
これだけじゃ分からないですよね汗(ぴえんちゃんには難しすぎました)
そもそも「エポケー」をネットで調べると
エポケー(古代ギリシア語: ἐποχή epokhế)は、原義において「停止、中止、中断」を意味し、哲学においてこの語はいくつもの意味をもっている。
懐疑主義においては、エポケーは“suspension of judgment“「判断を留保すること」を意味する。
出典:Wikipedia
って出てくるんですけど、難しすぎますね泣(今すぐ忘れてください笑)
エポケーとは、簡単に言うと「相手の話をそのまま受け止める」ことです。
相手が話していることをそのまま(肯定も否定もせず)受け止め、聞いた内容が合っているのかそのまま相手に確かめる。
これが基本的なエポケーのやり方です。
つまり、相手の考えていること(世界観)をそのまま受け取るということです。
以下はエポケーをするときに意識して欲しい大事なポイントです。↓
相手の話を聞く時、自分の考えや思ったことは脇に置いておく
リラックスしてやる
無理やり同意する・受け入れることとは違う
下に詳しく書いたので、順番に見ていきましょう!
【ポイント①】相手の話を聞く時、自分の考えや思ったことは脇に置いておく
エポケーは相手の考えていること(世界観)に入り込む作業なので、相手が話している内容を自分が判断しないことがポイントです。
相手が話しているときに自分の意見が思い浮かんでも、それをいったん脇に置いて相手の話に集中しましょう。
ですが、自分の意見を脇に置いておくということは「自分の意見を押さえこむ」とか、「相手の意見にすべて同意しなきゃいけない」とかそういったことではないです。
あくまでも相手の考えていることに焦点を当てて話を聞くということなので、「どちらが正しい」とかそういった判断をせずに相手の話を聞くことを意識してみてください。
【ポイント②】リラックスしてやる
エポケーは慣れるまでは難しいと感じてしまうかもしれません。
普通に話を聞くときって自分の心の中である程度判断しながら聞いていると思うので、いきなり相手の話をそのまま受け止めるのってかなり大変だと思います。
だからこそ、上手にやろうって力んだりせず、話す方も聞く方もリラックスしてやることが大切です。
話す方がリラックスすれば、相手に本音を言いやすくなるし
聞く方がリラックスすれば、相手の話を受け止めるための心の余裕が生まれます。
なので、エポケーする時はリラックスできる環境でやるといいですよ。
【ポイント③】無理やり同意する・受け入れることとは違う
先ほども似たようなことを書きましたが、相手の話を受け止めるからって相手に無理やり同感したり相手を無理やり受け入れたりしなくて大丈夫です。
(自分と相手では意見が違うのも当たり前なので笑)
大事なのは、自分で相手の話をジャッジせずに相手の話を聞くことです。
具体的なやり方(例)
ポイントとかいきなり言われても分からないですよね。
そこで、ちゃーたーとぴえんちゃんで実際に実演してみたいと思います笑
ちゃーたー → 聞く人
ぴえんちゃん → 話す人(悩み相談する人)

今日僕ね、好きな女の子に花束をプレゼントしようとしたんだけど、こっぴどく振られちゃったんだ……
せっかく高級なバラの花束を用意したのにな…泣

好きな女の子に頑張ってプレゼントを用意したのに振られちゃったってこと?

うん、その子に似合うかなって思ってプレゼント考えたんだけどな……
僕何で振られちゃったのかな?

ぴえんちゃんはその子のことを真剣に考えていたのに、なんで自分が振られたのか分からないんだね?

うん、でも1つ心当たりがあってね、
1か月前にその子にびっくり箱をプレゼントしたんだけど、その中にカエルを忍ばせておいたんだ……

ぴえんちゃんは、びっくり箱の中のカエルが原因だと思ってるんだね
とこんな感じで続いていきます笑
受け止め方はなんでもいいんですけど、なるべく優しいやり方でやってみてくださいね。
(「びっくり箱にカエル入れるのが悪いんだよ!!」なんて言わないでくださいね笑)
これを見て実践してみたい方向けの練習方法もご紹介します!↓
練習方法
具体的な練習方法は、
- 2人組を作る
- 話す方と聞く方を決める(交互に練習するのがおすすめ)
- 話す方の人は、聞いてもらいたい愚痴や話したいことなどを話す
- 聞く方は自分の思ったことを脇において、相手の言っていることに集中して聴く
- 相手が話し終わったら相手が言っていたことを確認する
- 3~5を何回か繰り返す
1番大事なのは5の段階。
聞き返すときは優しい口調で「○○ってことで合ってる(合ってますか)?」ってな感じでやりましょう。
すこし共感するのはOKですけど、自分の考えで相手の話を判断したり、否定したりはしないように気を付けてくださいね。
もし慣れてきたら、質問するのもありです!
でも、「はい」か「いいえ」では答えられない質問にしましょう!
5W1H《いつ?・どこで?・誰が?・何を?・どうした?・どうやって?》の質問をしてくださいね。

「はい」「いいえ」の2つしかない質問は自分の考えが入り込んでる場合があるよ
例)
・ラーメンは好きですか?→答えは2択
(しかも、ラーメンって誰が決めたん???←聞く人が決めてるよ)
・好きな食べ物は何ですか?→答えはいっぱい!(相手が自由に答えを選べる)
答えの選択肢がたくさんある質問だと、相手のことをもっと知ることが出来るよ!
メリット(効果)

ここまで長々とエポケーのポイントを書いてきたんですけど、どんな効果があるのかが分からないと意味ないですよね笑
ご紹介していきたいと思います。
話す人のメリット
話す人のメリットは
- 自分を受け入れてもらえている感じがする
- 自分がどう思っていたのかを確認することが出来る
この2点です。
もし相手が自分の話したことをそのまま受け止めてくれたら、どんな気分になりますか?
少なくとも、嫌な気分はしないですよね。
エポケーをされると、話す人は「自分のことを受け止めてもらっている」って気持ちになれるんです!
つまり、エポケーには相手をほっこりさせる効果があるんです。
それから、話す人が相談した後、聞く人から自分の言った内容がそのまま跳ね返ってくると、「自分は今こんなことを話してたんだ」「自分は今こんな気持ちなんだ」ということが再確認できるんです。
つまり、エポケーをされることによって、話す人は自分の気持ちを再確認し、整理することが出来るというわけです。
聞く人のメリット
聞く人のメリットは
- トラブルが無くなる
- 相手のことを深く知ることが出来る
- 視野が広がる
この3点です。
相談している話す人に対して、聞く人が否定的なツッコミを入れてしまったら、話す人は気分が悪くなるし、最悪の場合ケンカに発展してしまいますよね。
しかし、聞く人がエポケーをすれば相手が怒ることはまずないので、トラブルを未然に防ぐことが出来ますよ。
(出来ればトラブルを避けた話し合いをしたいときに効果的です!)
また、エポケーとは相手の世界観に入り込むことなので、より相手のことを深く知ることが出来るんです。
そしたら、もっと相手との絆が深まりますね。
そして、いろんな場面でエポケーを使えばたくさんの世界観に触れることが出来るので、自分の視野が広がること間違いなしです。
おわりに
ここまで長い文章を書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし、誰かに相談されたらエポケーを使って、相手の世界に入り込んでみてくださいね。
(雑談でももちろんOK!)
この記事が誰かの役に立てば幸いです。